四十路女のほんわか日記

わたしが所属させてもらってる事務所は
面接からそのまま講習を受け当日お仕事に就かせてもらえる所がほとんど。

まだその頃は昼間のお仕事をしていたので
仕事に差し支えては・・・と思ってその日入店は避け、
キッパリ退職後、心機一転翌月１日から出勤という形を取ったのだ。

事務所側としてはせっかく面接して入店していただきたい女のコを、
面接だけして帰してしまうのは非常に不安らしい。
水商売がやっぱり怖くて面接だけして働かない女のコが実際多いみたい。

わたしも事務所のドアを開けたら薄暗い灯りの中
タバコの煙が濛濛と立ち込め黒いスーツの強面スタッフの姿が並んでいるのには
かなりびびった。

やっぱり止めようかと何度も思った。



水商売というのは非常に女のコの入れ替わりのサイクルがとても早い。
それゆえ事務所は女のコの獲得に必死になっている。




事務所に入る前、個人的にとあるラウンジに面接に行ったことがある。
普段よりもやや華やか目のワンピースに黒髪アップで面接に臨んだ。

結果、見事に落ちた。落ち込んだ。









落ち込んでどうしたか？

すぐさま今のコンパニオン会社に電話・面接の約束を取り付け
そのまま事務所に所属したのだ。そして現在に至る。

面接に落ちたお店の雇われマスターの方に
『夜の街に入るんならまずはコンパニオンだよ
　うちの女のコもほとんど派遣のコ達』　　　　　と助言を受けてたので。。

そのおかげで今がある感じです。


水商売の面接では合否を当日その場で聞くのはもはや当たり前。
「合否は明日連絡します」なんて言われたら、
その事務所やお店は雇ってくれる氣はないと思っていい。

考えてもみたらわかる話だ。
働こうとしているのは水商売なのだ。
女性独特の華やかさをめいいっぱいアピールして働く場所なのだ。

地味で居る必要はまったくない。
そのまま入店ＯＫ！な服の方が面接でも受けはよいと思う。






慣れていない時期はシフトを多く入れるように強制されたり
ボトルを空けるためにがんばって飲む営業を強制されたり
客からのセクハラをかわす術を知らずひたすら耐えて落ち込んだり
胃潰瘍になったのに休ませてももらえずかなり嫌な思いもした。

華やかで厳しい世界ではありますが
正直自分に合っていると思う。



彼氏が月曜日に引越してくるので今週の土曜日でラストにしようと思っていました。

が、ママから『７周年記念だから来週も来てほしい！』と頼まれたので
その間、出られる日は出ることになりました。

ｙｏｋｏのラストランです。




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