四十路女のほんわか日記

私が専業主婦になってからというもの
土日も夫と一緒に過ごすようになった。

ダラダラ寝るか、ゲーム、ゲームの休日には飽きました。

こないだの３連休は天候にも恵まれていたので、
「朝から何処か連れてって！遠い所までドライブして美味しい物を食べよう！」と
とお出かけのお願いしていたにも関わらず、夫は一日中パソコンに鎮座し微動だにせず。

やっとピックアップしてきたと思ったら私が過去に行った場所ばかり。

朝から言い始めて、パソコンの前から動かず、
結局夕方４時を回った頃に私の怒りも頂点になりました。

何処へも連れて行ってもらえず私も腹が立ち、
「ふーん、そうやってパソコンで時間延長して引き伸ばす作戦なんだ？」
「今更出発しても閉園時間だもんね？！！」
「旅行が趣味って言ってたんやなかったか！？嘘ばっかり！
　結婚してから何処へも連れてってもらってないぞ！」
と嫌味を連発してしまいました。

すると夫は『じゃあ、とりあえず□□に行ってみる？』と。

□□に何しに行くの？

『別に。』

□□は何が美味しいの？

『知らない。』



・・・。

あのね～=З

ただ単にドライブ---------------意味のない運転はガソリン代の無駄。
とりあえず□□に行ってみる--------目的のないお出かけは不要な喧嘩の素。


過去に夫と行き当たりばったりでお出かけして
良かった事は一度もない。

行き先さえ決めていないのに
運転させられる身にもなってください。

本当にイライラします。


私はやはり＜お出かけ＞とか＜旅行＞とかは計画的にするものだと思っているんです。

出発
　↓
○○に寄って景色を観る
　↓
高速道路に乗って◇◇で降りる
　↓
××ファームで動物と戯れる
　↓
園内でバーベキューを堪能
　↓
手作りソーセージを体験する
　↓
道の駅で土産や穫れたて野菜を買う
　↓
帰り道中、美味しい店で夕食を食べる

といった感じに、スケジュールを立てておかないと
氣が済まない。


前々からお出かけの要望は伝えているのに
ちっとも話が進まないことにイライラします。



土日にずっとべったりが苦痛なのは夫も同じで
夫も一人になる時間が欲しいらしく
『２週間に１回でいいので、どっか行ってくれる？』と言われました。


どっか行けって・・・

足悪いのに？

この猛暑の中？

仕事は扶養の壁があるからできないし・・・

実家とは仲悪いの知ってるよね？

伯母も土日は伯父や従姉が居る上、お仕事も忙しいし
叔母も運動クラブの活動や習い事で忙しい。

友達は曜日に関係なく仕事だし・・・

行くあてがないんだよね。

と言うと『図書館行けばいいじゃん。図書館』とのたまう。




節電中のこの季節。

クーラーも利いておらず図書館は地獄ばりの暑さ。

何もない平日にのんびりと図書館で過ごすのはいいのですが、（人も少ないし）
夏休みの図書館はガキンチョでごった返すし、読書席は取られるわ、
走り回るガキンチョにぶつかられるわで
行くのが嫌になる季節です。

しかも私は実家とは不仲で
もう私には行く所も帰る所もないのに
どっか行ってなんて酷すぎる。

夫は自分さえ良ければいい人なんだ・・・

私は大切にされてないんだな・・・

と思うと、悲しくて情けなくて堪りませんでした。




そんな不機嫌を翌日に持ち越しつつ迎えた朝、
なるべく態度に出さず、朝の準備を整えてあげました。

いつもより早く出勤しなければならなかったらしく慌しかったです。

なのに夫は『行ってきます』とスッと出勤していこうとします。

「ちょっと！行ってきますのチューがなかったぞ！」とおどけて注意すると
『見送りに来てくれるものと思ってた』とぬかす。

そんなのではチューをする氣も失せる。
何かがすーっと冷めていくのを感じました。


前日のやりとりからムシャクシャしていたのを抑えて接してたのに
そこまで私が歩み寄らなければならないのか？と思うと虚しくなって
「早ぅ行けば！！？」と扉をﾊﾞﾀﾝ！と締めた傍から涙が溢れてきた。

この結婚自体が間違っていたのではないか？
もっと別の生き方もあったのではないだろうか？
もうここには居たくない。
どこかへ行ってしまいたい
と思い詰めてしまいました。

すると夫は早めの出勤をとりやめ戻ってきました。
泣いてる私に『愛してるんだ、大切に思ってる』と後ろから抱き締めてきましたが

足が悪く、行くあてのない私に出て行けっていうのは優しさがない
昨日や今日みたいなことをされると愛情を疑ってしまう時がある。
今までの事、これから起こり得る不安、
逃れるには離婚すべきなのか？
子どもも諦めた方が良いのか？
全て話しました。
さめざめ泣いてしまいました。

夫は何度も謝りながら時間になったので出勤していきました。



ベッタリの連休が引き起こした悲劇でした。




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