四十路女のほんわか日記

排卵誘発剤を打ちながら
経過観察の超音波検診。

順調に育っているようで医師からは
「１０個くらい取れそうですね」

ほほぅ、ふむふむ。

そのうち使えるのは何個かでしょうけど。
３８歳でこれはかなり良い方なのでは？


採卵の日は有給を取りました。

上司に不妊治療のことを報告しているので
渋々ながら了承してもらえました。

朝の１０時夫に自慰で精液をカップに出してもらって
それを携えて１１時半には病院にIN！

採卵は１３時１５分からスタート。
処置室に入ってからは１５分もかかってないくらいだったと思います。

静脈麻酔はペンタジンとソセゴンを使用。

そこから５時間以上、とろとろ寝たり起きたりの繰り返し。
この日は採卵者が多かったらしく、個室はすべて埋まっていました。

私が寝かされていたベッドは処置室の横の
廊下をカーテンで仕切った簡易ベッド。

スタッフや患者が大勢行き来するのでうるさくて
パタパタ・ペタペタ歩く靴音で しょっちゅう目が覚めました。

静脈麻酔後、こんなに吐き気を催すなんて初めて知りました。

昼絶食だったのですが、これホントに正解ですね。

横になって休んでいるとそうでもないのですが、
起き上がった途端にゲェゲェ吐きました。

こんな日に限ってスマホを忘れていったものだから
夫に電話でHELPを呼ぶこともできず途方にくれました。

仕方なく受付の電話を借りることになったのですが、
外来で多くの外来患者さんがいる前でゲロゲロ吐きました。

吐き気止めの座薬を入れてもらっても
効いてる感じはありませんでした。

夫に迎えに来てもらって
家に着いたのが２０時。

ほぼ一日がかりでした。




採卵数９個
うち５個を顕微鏡受精
残り４個をふりかけ受精を試みることに。

翌日、培養士さんに電話で結果を聞きました。

ふりかけ受精分：４個すべて受精を確認。
顕微鏡受精分：５個中４個が受精を確認。
残り１個は変化ないものの、後から変化することもあるので
しばらく様子をみるとのこと。

とりあえず培養し、胚盤胞まで育つのを待ちます。


胚盤胞にまで進める確率は４～５割、２０代ならもっと高かったでしょう。
色々な要因が重なり合って、自然妊娠は可能性なかったように思います。


血液検査の結果、今回ホルモン値が悪かったらしく、すぐの移植はせず。

胚盤胞まで育ったら、すべて凍結の予定。
ただし、凍結を融解した時に胚盤胞のグレードが下がることもあるらしいです。

次週、培養士さんの方から途中経過のお電話くださるそうです。


これで妊娠できたらいいけど…